福島の坂を攻める~磐梯山ゴールドライン編~
第一弾はこちらからどうぞ。
磐梯町から始まり桧原湖まで登る18.4kmのヒルクライムコースです。
磐梯吾妻スカイライン攻略の翌日はちょっと早めに起床。
前日の疲労が残っていたので朝風呂へ行くことに。激アツな温泉なため、
半身浴みたいに脚を温めながらゆっくりマッサージ。
最後に軽く上半身まで使って体を温めて温泉を出ました。
部屋に戻って着替えてすぐさま朝食。今日のエネルギーをしっかり補充します。
旅館の朝食って結構量があるので、普通の旅行だと食べきるのが大変なときも
ありますが、自転車に乗るとなると補給切れは致命的なのでしっかり完食します。
宿泊記念に1枚撮ったら、荷物をまとめて磐梯町までドライブ。
飯坂温泉から磐梯町まで国道115号を使い、100kmちょっと無いくらいを走ります。
↑本日も天気は抜群に良い
高速は使わず、下道で磐梯町まで来ました。
途中の土湯バイパスの紅葉が実に見頃で綺麗でした。ただ、この道みんなスピードを
かなり出してまして、登坂車線を使ってかなりの台数に追い抜かれました。
(WRX乗りだからといって飛ばすとは限らんのだぞ…。)
そんなこんなで1時間半ほどで磐梯町に。すぐそこに磐梯山が見えています。
↑こっそりもう一つの愛車のWRX STiも写ってます。
バッグにウィンドブレーカーと一眼レフ、あと念のためウィンターグローブを
入れて…と忘れていました。チェックアウトのときに、宿の方におやつを貰いました。
「10時のおやつだよ!!」って言われて渡されたのですが、すでに10時になっちゃい
ました。上に着いたら食べよう。
↑チョイスがかわいらしい
おやつも持ったらいよいよスタートです。
昨日足が攣ったせいで、ふくらはぎがちょっと痛いですが走れないことは無いです。
今回のコースの「磐梯山ゴールドライン」は県道64号になります。
舗装状況もよく、紅葉の季節の休日であるにも関わらず交通量はそれほどでも無い、
ヒルクライムにはもってこいのコースだと思います。
コースの特徴としては、県道64号が始まってすぐに7%の登坂が始まり、
すぐに10%に達します。距離にして序盤2kmほどが一番登坂がキツイです。
これを超えてしまえば、桧原湖までは平均5~6%ほどが続く様になります。
↑登り始めて序盤は紅葉もまだ無く傾斜もキツイ
登り始めて4kmほど走ると、急に視界がひらけ目の前に磐梯山が現れます。
このあたりから紅葉に突入し、走っていて大変気持ちが良かったです。
↑車も少ないためゆっくり写真が撮れます
更に8km地点まで来ると、磐梯山を望む展望台があります。
みんな車を止めて写真を撮っていました。自分も立ち止まって一眼レフを
取り出します。まだカメラを初めて1年も経っていませんが、カメラの性能が
良いおかげかきれいな写真を撮ることができます。
止まりたくないときはiPhoneで、止まって構図を考えたいときは一眼レフで、
と使い分けています。
↑ススキと青空と磐梯山、そして自転車
幻の滝なる場所を抜けて、砂利の駐車場でさらに1枚。
今回撮った写真の中でも非常に気に入った1枚です。少し画像を加工して
角度とかを調整すれば、もっときれいに見せられるかな?
↑この日も撮影ばかりでなかなか先に進めない
そんなこんなでガーミンを見ると、あと2kmで最高地点という所まで来ていました。
ぼちぼち脚にはきていましたが、残りの登坂を一気に駆け上がります。
そして走り始めてから14km地点、ついにゴールドラインの最高地点に到着です。
↑警備員の方に後ろを見ててもらいながら撮影
ここまできたらあとは桧原湖まで傾斜7%を6kmほど一気に下ります。
そう、下ります。帰りはコレを登ってこないといけないのか…。
桧原湖に着いたときはちょうどお昼時。
自転車を停めてごはんを探しに行きます。福島といえば・・・。
喜多方ラーメンですよねー。THE ラーメンとも言えるシンプルな味付け。
↑走ったあとの飯は格別(塩分補給もバッチリ)
さて、昼飯後はライフワークをひとつこなしに行きます。
というのも、ヒルクライムをした時はその山(または峠)に関係する記念品を
サドルバッグにくっつけることにしています。なんとなく、旅行の記録として。
前日の磐梯吾妻スカイラインの吾妻小富士もバッチリ買いました。
登るほどバッジも増えていき車重も上がっていくジレンマがありますが、
モチベーションはかなり維持できます。
↑大学院生時代の富士スバルライン、卒業記念サイクリングの箱根、 実家に帰ったときにチャレンジした
伊豆半島一周+天城越え、 群馬旅行した時の碓氷峠(軽井沢)、そして今回の磐梯山
↑群馬旅行の榛名山(イニDのコース)、秋保温泉⇔蔵王山のヒルクライム
↑前日の磐梯吾妻スカイライン攻略
が、磐梯山のバッジがどこにも売っていない!どうも山小屋にしかなさそうな予感。
桧原湖対岸の「裏磐梯ビューパーク」まで走りましたが売ってませんでした。
(でもTeam UKYOグッズが売ってました。持ち金がなくて買えなかったけど…。)
お陰でだいぶ日が暮れてきてしまいました。
↑でもとっても綺麗な写真も撮れたので良しとしますか
さて、ここからは復路になりますが、最高地点まで7kmほど7%の登坂が
続きます。だいぶ疲労がきていたのでコレが辛い辛い…。
かなり時間をかけて最高地点まで登りきりました。
そこからは14kmのダウンヒルです。薄暗い中20分ほどかけて一気に下り、
なんとか日が落ちきる前には麓に到着しました。
体も冷え切ってしまったので、疲れを癒やすためにも会津若松市内の
日帰り温泉へ。1時間近くのんびり温泉に浸かりつつ、今回のヒルクライムを
振り返りました。
その後は高速に乗り、磐梯山SAでカレーを食べ、差塩PAで一眠りして
自宅に帰宅したのが深夜1時。
↑走った分を取り返すかのようなカロリー摂取
今回のヒルクライムは、蔵王山ほど難易度は高くないと思いましたが、
何分気温が低いこともあり足が攣ってリズムが崩れたのが反省点でした。
寒くなってきてからは体温維持に気をつけ、体をよくほぐしてから
走りたいですね。
次は「もてぎエンデューロ2016秋 4時間ソロに出場」です。
お楽しみに!