全日本ラリー第5戦「モントレー in 嬬恋 2018」を観戦してきた話
6/9(土)。今年も行ってきました、全日本ラリー第5戦「モントレー in 嬬恋」。
去年は渋峠を上りつつ1泊2日でしたが、6/10(日)が雨予報だったため
今回は日帰りです。
朝4:00出発。
当初の予定では関越道の渋川インターで降りて国道353号で向かう予定でしたが、
ナビが渋滞考慮でリルートを提示した結果、上信越道にのり碓氷軽井沢インターで
降りることに。
早朝の静まった軽井沢の町並みを抜け、白糸ハイランドウェイ、
鬼押ハイウェイを通って嬬恋村へ向かいます。
さすが有料道路、景色も走りやすさも最高です。1車線の道も、早起きしたおかげで
対向車は全然来ません。
大体7:00くらいにはセブンイレブン嬬恋大笹店に到着。
駐車場に入った途端、今日走るラリーカーがぞろぞろ。
始まってもいないのにテンションが上がっていきます。
7:30にはパルコール嬬恋の駐車場に到着。
すでに結構な数の車が停まっていました。圧倒的なスバル車の多さよ。
無料のシャトルバスでパルコールの建物まで行くと、ちょうどセレモニアル
スタートが行われる直前でした。続々とラリーカーが向かってきます。
なんと、アルファロメオのジュリエッタが参戦。すごいキワモノが出てきた感。
これはぜひ全力で走る姿を見てみたいですね。
9:00からはパルコールの駐車場をつかった特設コースでSS2。
昨年と違い、SS1にグラベルコースが選択されたため、グラベルセッティングで
ターマックコースを走ります。ロール量が大きくなり、ダイナミックな挙動を
見ることができます。
0カーのインプレッサ。コース試走を担う車です。もちろん全開走行。
さすがJN6クラス。大迫力の走りで観客をわかせます。
世界の新井さんも安定の攻めた走りをキメていきます。
1枚目は全日本ラリー(JRCA)ではなく日本スーパーラリーシリーズ(JSR)を
自分も(ほぼ)同じ型のインプレッサに乗っているので、活躍している姿を見るのは
とても嬉しいです。GRB/GRFは貴重なハイパワーハッチバック車なので
大事に乗りたいところです。
福永選手の駆る555エボ。
コーナー攻めすぎて樽を押しながらゴールまで疾走。
実況が「マーシャルが怒っております!これだからラリー屋は!」といいつつ、
実際のコースマーシャルは笑いながら樽をもとに戻しています。
しばらくSS2を観戦した後、大須前坂で行われるSS4の観戦ポイントへ向かいます。
パルコールから歩いて10~15分ほど森の中を歩くことでたどり着けます。
SS4開始の30分ほど前に付きましたが、こちらもすでに観客がいっぱい。
なんとか良さげな撮影ポイントを確保します。
日本スーパーラリーシリーズを走るWAKO'sの86。
うまいことコクピットを撮ることができました。
いつもパーツクリーナーでお世話になっております( ˘ω˘ )。
86/BRZがラリーを走る姿は当初想像できませんでした。
この風貌でグラベルコースを攻めている姿は個人的に新鮮でした。
大須前坂のあとはお昼を食べに一旦パルコールへ。
適当に出店をぶらついた後、ボリューム重視でキーマカレーを食べます。
昨年に比べて出店の数が半分以下になってしまったのが寂しかったです。
サービスでは、大須前坂を走ったラリーカーたちが戻ってきてました。
このサービスに入る前の坂、個人的にお気に入りの撮影スポットです。
そういえばラリーにはNISMOノートが参戦しています。
日産とラリーってのもなかなか無い組み合わせな気がします。
12:30からはダートラやジムカーナの車両を使ったエキシビジョン走行。
こちらはラリーカーとは違った、がっつりチューニングの入った車両たちで、
ものすごいエンジン音と白煙でコースを爆走します。
アバルト595とスパイダー。
595の小さい体でハイスピードなコーナリングする姿は可愛らしくなんとも
微笑ましいです。
スパイダーの方はもう美しいそのもの。スマートなシルエットがとにかく
かっこよく、どんな角度から見ても惚れ惚れします。
こちらは箱D選手権で走っているスターレットと86。
いわゆる旧車でジムカーナを楽しもうという人たちが駆るマシン。
爆音の4AGサウンドが目の前を通り過ぎるときの体に伝わる振動がたまりません。
旧車好きな人は心躍るだろうなぁと思います<(。ε゜)>Enjoy。
ダートラBRZは、BRZといいつつも中身はインプレッサとのこと。
どっちの名前で呼べばいいんや…。
こちらの3台は圧倒的なパワーが特徴です。白煙モクモク。
ADVANインプについては、スタート時の強烈なトラクションでアスファルトが
剥げたくらいです。こういうハイパワー車は見ていて爽快です。
ラリーと違い、かなり長い時間眼の前を走ってくれているので、
1台をじっくり見たいというひとはもしかしたらデモランがおすすめかも知れません。
さて、パルコールでの見どころもほぼ終わってしまいました。
パルコールから30kmほど離れた、峰の原で行われるSS7の観戦ポイントへ向かいます。
ナビが最短距離の県道182号を案内したせいでちょっとした峠攻めです。
駐車場の須坂青年の家になんとか到着しましたが、なんとすでに00カーが
出発してしまい、歩いてコースへは行けないとのこと。
「一応、ヤブの中を通れば行けるけど…。」とのことだったので、
迷わずヤブを歩くことに。といっても100mほど歩くだけでした。余裕余裕。
0カーインプレッサが来ました。相変わらず攻めてます。
攻めスギィ!!
ドゴォ!という音と土煙とともに、側溝に思いっきり突っ込んでました。
これには観客も苦笑い。
コースマーシャルが「こりゃぁ流石に危ないからライン下げます!!」
と言って最前線を後退。
しばらくすると、JSRのラリーカーが来ました。
どうやらWAKO'sの86がプジョーを追い抜いたようです。
その後少ししてJRCAのラリーカーが到着。
JN4クラスのTEAM-TASC86。途中でクラッシュがあったのか…。
ひしゃげたフロントが痛々しい…。
ああ^~。Project μのキャラクター、美羽ちゃん。
東京オートサロンにもブースが出ていますね。
86の萌え枠率。JN2クラスのK-one Racing Teamです。
ツインエンジェルというパチスロのキャラらしいです。ケツが流れながらのゴール。
そういえばRX-8も走っています。
マツダのラリーカーといえばデミオですが、まさかRX-8も出てくるとは。
特徴的な顔の形にピンクのカラーリングは霧の向こうからでも一発でわかります。
ジュリエッタが来たところで峰の原SS7終了。
このあとはSS9が峰の原で行われますが、かなり霧が立ち込めてきてしまい、
これ以上撮影は期待できないと思ったため、本日は撤収することに。
ちなみに0カーインプレッサが突っ込んだ場所にはサイドステップのお土産が。
帰り支度をし、ナビをセットすると途中までリエゾン区間とかぶることが
わかったため、途中で待ち伏せることに。
コンビニに寄っておやつを補給しつつ、道中の駐車スペースでラリーカーを待ちます。
来ました、JSRの1台目ヤリスです。
今年6月に上映された映画「OVER DRIVE」に出てきた車両です。見に行かねば。
JSRのコ・ドライバー美馬選手に手を振ってもらえました!
うおおおお新井さん!!!
クラッシュ跡が痛々しかったTEAM-TASC 86のコ・ドライバー、山本選手。
眼鏡美人。
みんな手を振ってくれる!!!
自分だけの撮影ポイントで、自分に手を振ってくれるこの嬉しさ。
すべてのラリーカーを見送ったところでほんとに撤収。
流石にだいぶ暗くなってきてしまいました。
ここからは小諸インターで高速に乗って帰ります。
途中、横川SAで釜飯を食べようとしたらなんと売り切れ…。
群馬・長野に来たときは必ず食べることにしていたのに…。
今回の日帰り群馬・長野旅行、釜飯が食えない残念感はありましたが、
それ以上にラリー観戦が楽しすぎました。
次は8月のいわきで開催されるラリーを見に行く予定です。
あぁ、車も面白いなぁ。
おわり。