今度はNOAH RSを引っさげて乗鞍周辺へ行ってきた話 Part1
ご無沙汰しております。
実に4ヶ月ぶりの投稿になります。
私生活で色々とあり自転車に乗る時間がめっきり減ってしまいました。
その件については後日追って記事にできれば、と思います。
さて、今回はタイトルの通り、今年も乗鞍に行ってきたお話。
過去2回ともパナモリだったので、今年はNOAH RSで。
なにぶん、4ヶ月ぶりに乗るものなので、少しでも脚に負担がかからないよう軽さ重視という狙いも。
(一応、リハビリも兼ねて事前に近所の筑波山に行っていたり。その時の記事も追々…。)
前回、前々回の乗鞍の記事はこちら。
10/2(金)。
仕事を19:00に上がり一旦家へ。
夕食と風呂を済ませて21:00に長野へ向けて出発。
GRFのEJ25が唸る!!ドコドコドコドコ
昨年と同様、常磐道から首都高経由で中央道に乗り松本ICへ。
高井戸を抜け八王子JCTをくぐり山道へ突入していくあの感じ本当に好き。
23:00に談合坂で仮眠。いいペース。
3:00に諏訪湖で朝食。
ごはん多いなオイ。
ごはん単品で頼んだらこれだよ。朝から朝飯でヒーヒー言う始末。
過剰なくらい補給を済ませて松本ICで降り、まだ日が昇らないうちに乗鞍への山道へ。
昨年の失敗を反省し、ちゃんと補給食を持って臨みます。
そして5:30。
乗鞍観光センター到着!!
予報では曇りでしたが、青空も見えているし天気はもちそうな予感。
トイレを済ませ、自転車を組み立てていると「おはようございます」と声が。
振り向けば大学時代にかつて所属していたサークルの後輩と遭遇。
自分が卒業したあとに入部した後輩ではありますがTwitter上で繋がりがあり、お互いのツイートから「どっかで会うだろうな~」とは思っていました。
かつて居たサークルがまだ続いていて、その後輩にこうして会えるというのはなんとも嬉しいことです。
それぞれ自分たちのペースで登るということで、スタートタイミングは別々。
自分は写真を撮りながらのんびり登ります。なんせ4ヶ月ぶりなんでね。
曇り空ゆえ気温は低いですが、登っている分には問題なさそうです。
走っているときは「スッキリしない天気で今年はハズレたかなぁ」と思いましたが、案外写真にしてみると、これはこれで悪くないです。
肉眼とは違った景色が表現できるのも、写真の楽しみの1つですね。
紅葉の具合は去年のほうが綺麗だったかなという印象。
道中で話をしたおじさんたちも、今年は遅かったかな〜と言ってました。
森林限界のナナカマドは綺麗に赤くなる前に枯れてきてしまっているのだとか。
今年は雨が多かったり急激に気温が下がったりしたことが原因???
のんびり登って位ヶ原山荘に到着。
相変わらずここから眺める山頂の風景は最高です。
ちょうど後輩もここで休憩していたので世間話…。
していたのだが寒い寒い。止まると一気に体が冷えます。
鯛焼き食べなきゃ…。
甘くて美味しい~が、お茶を持つ手がプルプル震える…。
後輩が出発してからしばらくして自分も出発。
所々見えていた青空はすっかりなくなり、完全な寒空に。
位ヶ原山荘から程なくして森林限界に突入。
今年は外したかな〜なんて言いつつも、ここから見下ろす景色に大満足。
ここで再度後輩と合流。
この景色をバックに2台並べて撮影!
実は後輩もリドレー乗り。
FENIX SLの世界地図カラーリングです。
コンポは電動デュラエースでパイオニアパワーメータ付きのガチ仕様。
ちなみに後輩とは自転車歴がそっくりで、ジャイアントのESCAPE R3からリドレーへと乗り換えています。
そして同じ大学の同じサークルに居たのですから、すごく似た境遇をたどっています。
眼下に紅葉を見下ろしながら、最後の数キロを登りきり…
ゴール!お決まりの場所で写真撮影!!
鶴ヶ池を眺めながら畳平へ向かいます。鳩サブレー。
岐阜県側には降りられませんでした。
豪雨災害で道が崩落しているとのこと。これ、もしかしたら来年も登れないのか…?
ようこそ乗鞍岳へ。
鶴ヶ池周辺での撮影を終えて、いざ例の看板のところへ行ってみると…。
あ!NOAH RS乗っている人がいる!!
一緒に撮らせてもらいました✌('ω')✌
NOAH RSに乗っている人に全然会ったこと無かったのでつい。
快く撮らせていただき、本当にありがとうございます!
昼食の時間までまだ時間があったのでちょっと登山へ。
魔王岳…なんて恐ろしい名前なんだ。
ビンディングシューズでガレ場へ。
クリートカバーはつけているものの足元は安定しません。
みんなはちゃんと靴を用意しようね!
祝!魔王岳登頂!!!(所要時間15分)
いい眺めだぁ。
豪雨での崩落がなければ、今見下ろしているあの道を今年も走ってみたかったです。
長野側にはない、ハイマツの植生と大きく開けたダイナミックな風景。
しばらく見られないのかなぁ…。
お腹も空いてきたので魔王岳から下山し、銀嶺荘の食堂へ。
乗鞍バスターミナル2階の食堂は現在営業していないので(2020年10月現在)、おそらくガッツリ食事ができるとしたらここでしょう。
注文するはもちろん「自転車定食」のステーキ。
このステーキが焼けるまでの時間、焦らされれば焦らされるほど1口食べたときの旨さと言ったら…。
おいしいおにくも食べ、今年の乗鞍を堪能したので下山へ。
畳平を後にし、リムが焼けない程度に減速しながらダウンヒル。
今日一日を思い返してみれば、4ヶ月のビハインドを経て再び自転車に乗ることができ、消えかかっていた自転車に乗ることの楽しさを思い出すことができた1日でした。
少しずつ、また自転車ライフを送っていきたいところです。
下り終えたら宿にチェックイン。
この日の宿は「ペンションのりくら」さん。1978年創業の老舗宿です。
オーナーの方も自転車乗りで、乗鞍ヒルクライムの出場経験もあるとのこと。
宿には乗鞍ヒルクライムチャンピオンの森本誠選手も泊まりに来るのだとか。
チャンピオンジャージも飾ってありました。
チェックインも早々に、着替えを持って温泉へ。
内湯は気持ち熱め、露天風呂は結構ぬるめ。硫化水素の香りはほどほど。
浴槽は結構深く、お湯もにごり湯なので足元にはお気をつけて。
ほぼ貸し切り状態の温泉にじっくり浸かり、ダウンヒルで冷えた身体を温めます。
温泉から上がった後はしばしウトウトしたのち夕食へ。
お肉!!!
ビール!!
自転車に乗った後のビールの旨さ…。そうか、こんなに美味しかったのか。
自転車乗って、お風呂入って、ビールを1杯。
これだけで生きててよかったと思えます。
あぁ、自転車ってやっぱり楽しいわ…。
つづく。