サイクルモードの時期が来たので三浦半島経由で自走してきた話 Part.3
11/4(月)。
サイクルモード自転車遠征3日目。
窓を開けると天気はばっちり最高な青空。
この天気が2日目に欲しかった…。
ということでホテルの朝食を食べて走るエネルギーをチャージ。
スーパーホテルは朝食も美味しい。
風呂有り飯うまリーズナブル。今度から宿泊先の筆頭候補になりそう。
国道16号・357号・14号を1時間ちょっと走れば着いてしまいます。
去年の反省を活かし、脇道は使わず走るルートは上記の大きな国道のみ。
交通量はぼちぼちありますが、思ったとおり路肩もほどほど広く走りやすいです。
唯一注意点としては、東関東自動車道沿いを走っているときの、国道14号と357号の分岐地点でしょうか。
ルートとしては分岐の右側(国道357号方面)へ進むことになりますが、交通量が多いため注意が必要です。
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そんなこんなでサイクルモード会場へ到着!
会場へ到着する数百メートル手前で後輪がパンクするトラブルはありましたが、まぁまぁ無事にたどり着くことができました。
例年にもれず、駐輪場で保管の書類を書きます。
氏名・住所・電話番号・自転車のモデル名・カラーなどを書き、駐輪スペースへ向かいます。
駐輪の受付列で待っていると、おじさんたち3人から「クロモリか~渋いな~」「やっぱクロモリはいいよなぁ~!」と声を掛けていただきました。
自転車を褒められると嬉しいですね!!!
自転車を駐輪したら、貴重品・カメラ・ヘルメットを持って会場へ。
さぁ、参加10年目のサイクルモードへ突入です。
あれ、なんか少ない…。
昨年と比べてブース間が広がったような気がします。
歩きやすくはなったけど、すこし寂しい感じが。
そして、ジェイピースポーツがない。
リドレー…、俺達のリドレーが…。
いつも必ず入り口すぐ近くにあったリドレーが無くなってしまったので、今年はピナレロブースからスタート。
マイヨジョーヌ、エガン・ベルナルのDOGMA F12。
F8、F10と比べ、すこし角張ったデザイン。(個人的にはF8が一番スキです。)
いつもは長蛇の列となっているピナレロの試乗ブースが割と空いていたので並んでみることに。
もちろん乗るのはF12!!
会場内の試乗スペースで、ペダルもフラペ、ポジションも出ていない状態での感想ですが、いい意味で「思ったより普通」だと思いました。
フォルムは独創的ですが、嫌な硬さもなくハンドリングもクイックすぎず。
これか、こういうバイクがツールを制するのか…。なるほどなぁ。
イネオスカラーのF12。かっこいい。
ピナレロが送るグラベルバイク。錯覚かと思うほどぐにゃぐにゃしたデザイン。
ZIPPホイール の うずに まきこまれた !!
続いては東京サンエスのブースへ。
自転車乗りにとってニッチなアイテムが揃う東京サンエス。
ついつい長居したくなります。
シマノのSPDと互換性がありQファクターを狭くすることができるディズナのペダル。
今ツーリングで重宝しているSPDペダルのPD-M8020より軽い…アリかも。
今年はインターマックスではなく東京サンエスにリッチーがありました。
しばらく東京サンエスブースをブラブラしていると、試乗車のROAD LOGIC Discが戻ってきたので試乗することに。
乗ってみた感じ、これはホイールとタイヤに寄るのかもしれませんが、ちょっともっさり感。
たしか付いていたタイヤが30cと普段は着慣れていないサイズだったのが原因かも。
続いては予てから注目していた折りたたみ自転車WINDGOC。
ついに試乗しました。
写真のモデルは、コンポを従来のマイクロシフトからシマノの105に換装してある試乗車です。
折り畳み自転車特有のハンドリングのクイックさは…あれ、気にならない。
想像していたよりも安定している。
100km以下の旅で荷物を多めに積む旅であればアリかも。
折りたたみ自転車を買うなら、ブロンプトンよりこっちが欲しい…。
新城選手と遭遇!もてぎエンデューロでサインしていただいたiPhone5S、まだ現役ですよ!
でた、ステンドグラスカラーのパナモリ!
この自転車はジャパンバイクテクニークに出場したバイクとのこと。
ディスクブレーキ搭載ですが、油圧ではなくTRPの機械式なんですな。
こちらもおなじみのハンドメイドバイクブース。
macchiさんのカーボンラグ組バイクがめちゃくちゃキレイ。
一番ビビッときたのはグランボアさんのPBPに出場した特注ランドナー。
クラシカルな見た目かと思いきや、コンポはSRAMのeTAP。
さらにライトはステムキャップには自動車用パーツのライト点灯スイッチ。
ロマンの塊バイク、ずっと眺めてました。
あ!噂の芳しい香りが立ち込めていたというシマノブース!
残念ながら自分が参加した3日目は腐葉土を入れ替えたようで、噂の香りは楽しめず。
ミッフィーかわいい
cyclewebさんのHPを見ると、バックナンバーを取り寄せることができるそうです。
部屋のインテリア用に注文してみようか。
日東ファンとして見逃せなかった一品。
日東のアルミ技術を傘の持ち手に採用したトンデモアイディア商品。
1本10,000円という高級品ですが…欲しい…。
IKEA鮫が水揚げされていました。
GCN Japanの撮影現場に遭遇。
自分はこの撮影に気が付かず、一時、奥の巻島先輩みたいな人の近くでバイクパッキングの装備をずっと眺めてました。
その様子がYoutubeに写り込んでしまったので、見つけた方はどうぞなによし。
アメコミ風サガンジャージ。どうやらキッズ用な模様。
息子がいる方はぜひ。
一通り会場を見終わり帰ろうとしたとき、ふと目に止まったのがこの自転車。
年代的にまだ日本製だったときのFUJIのクロモリ。
真っ赤なホリゾンタルにローハイトの銀輪、アメサイドのタイヤ。
うっとりするようなビンテージの雰囲気についつい釘付け。
ブースのスタッフさんからも「いいですよね、この自転車」と声をかけられ、思わず大きくうなずく。
スタッフさんから、「数日前にもこの自転車をまじまじと見ていた方がおり、声をかけてみたところ、当時FUJIに勤めていてまさにこのモデルの自転車を作っていた方だった」というアツイ出来事があったとのこと。
その方にとってこの自転車は我が子のようなもので何年(何十年)越しに出会ったかと思うと、胸が熱くなるエピソードですね。
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サイクルモードに10年も通っていると、”本当に真新しいなにか”というのはそうそう見つからないもので、最新のトレンド情報もインターネットが普及する今、サイクルモードよりも先に仕入れることができてしまいます。
また、ココ数年は参加ブランドも減ってきており、以前よりも盛り上がりにかけてしまっている気がします。が、それでも日本の中では最大級の自転車イベントに変わりはありません。
なにより、ほしいと思っているアイテム・注目しているアイテムの現物を見ることができ、貴重な「ナマの情報」を得られる機会でもあります。
特にヘルメットやシューズ、バッグ類などのサイズ感を、メーカー感で一度に比較できるという点ではまだまだ需要が大きいと思います。
自分にとっては11月という走りやすい気候の中、房総半島を回りながらゴール地点として丁度いいという面もあり、つまり何が言いたいかというと来年も行っているんだろうな、というお話。
おわり。