全日本ラリー第5戦「モントレー in 嬬恋 2019」を観戦してきた話
6月の第2週目の週末。
毎年かならず参加しているイベント、モントレー嬬恋ラリー観戦。
今年は・・・
★★★★★★
出勤日
★★★★★★
※去年の記事はこちら。
異動して半年、まだ年間スケジュールを完全に把握できていない現状。
そんななか、5月末に宣告された出勤命令。
毎年6月2週目の土曜日はまる1日かけてシステムの切替処理を行うとのこと。
そう、”””毎年”””である。
もう・・・1泊2日で観戦は行けないんやなって・・・。
でも、せめて日曜日だけは・・・行こう。
***
6/8(土)。
20:00、退勤。
即、ちかくのスーパー銭湯へ。
風呂と夕食の後、22:00チェックアウト。
そしてそのまま常磐道へ乗るべく土浦北ICへ。
そう、今回は家に戻らず仕事終わりからの群馬直行コース。
出勤前に私服、カメラ、雨装備を車に詰め込んでおり準備は万端。
今回は常磐道~外環道~関越道で嬬恋を目指します。
外環道より距離が短くなる圏央道を使わなかったのは、
・1車線区間が長く、制限速度も80km/hで遅そう
・そもそもナビが古くて最近開通した区間が登録されていない
というなんとも言えない理由です。
ま、外環道は圏央道より10kmほどしか距離が変わらないため誤差です誤差!
3時間ほど仮眠をとってから目覚めると夜明けの気配。
横川SAをあとにし、碓氷軽井沢ICから軽井沢を抜けて白糸ハイランドウェイへ。
この山あいのワインディングを抜ける道、本当に好きです。
早朝であれば観光客もまったくおらず、静まり返った新緑の景色を独り占めです。
このままラリーのメイン会場であるパルコール嬬恋へ・・・
行かないんだな、これが。
朝イチの撮影は、HQのパルコールからSS11の群馬坂間のリエゾン区間にて。
つまごいパノラマラインのキャベツ畑でカメラを構えます。
前回の観戦の本当に帰り際、帰路とリエゾン区間がかぶっているのがわかり、
路駐してカメラを構えていると、選手たちがみんな手を降ってくれた光景。
SSの、全力疾走するラリーカーを見るのも楽しいですが、一般道で
ラリーカーを間近で見れるリエゾン区間に魅せられてしまったのです。
ということで、農道カメラマンと化したワイ。
三脚はSLIKのGX6400。Amazonで値引きされていたので、
今回のラリー撮影に使えるかと思って購入。
値段の割に作りはしっかりしており、安定感もばっちり。
エレベータ付きで高さ調整にかなり自由が効くってのも良いポイント。
「三脚持ってないけど漠然とほしい」というときのチョイスにアリだと思います。
SLIK 三脚 GX 6400 4段 レバーロック 21mmパイプ径 3ウェイ雲台 クイックシュー式 216835
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さて、0カーの86がやってきました。
もうすぐJSR(日本スーパーラリーシリーズ)の車両がやってきます。
今年はAPRC(アジア・パシフィックラリー選手権)もココ嬬恋。
ちょっと色合いをいじりすぎて緑が強い・・・。
JSRの車両はFIA規定のWRカー、グループR、グループNなどの車両が参加可能。
この中でAPRCに登録されている車両は、HPのエントリーリストを見る限り、
0カー86を1枚目として、3枚目、4枚目、7枚目の車両。
(公式プログラムだとJSRの全車両にAPRCの記述があって、さらに5枚目の
AICELLOのGT86が載ってなかったり。直前で変わったのかな。)
JN1クラスの車両たち。去年まではクラス名称がJN6でした。
注目はやはり世界のトシアライ。
そしてアライジュニア。JN1のスバル勢では唯一VABではなくGRBで参戦。
自分もインプレッサWRX(GRFだけど)なのでぜひ頑張って欲しいです。
JN2~JN6までの車両たち。
個人的な注目はJN3クラスのk-one Racing Teamの86。
ええ、山本磨美コ・ドライバーのファンですとも。
そして去年よりもシビックが増えた気がします。どれもFN2ですね。
そういえば、今年は去年いたピンクのジュリエッタがいない・・・。
キャベツ畑のリエゾンで出会ったジェントルなおじさん。
0カーがくるちょっと前に遭遇しており、
おじ「先客がいたか~」
ワイ「やっぱキャベツ畑撮りたいですよね~」なんて感じで会話。
別れ際にはお互い「お気をつけて」と。
キャベツにも別れを告げて、一路次のリエゾンポイント、鳥居峠へ。
(なにげにうまく撮れたと自画自賛)
***
キャベツ畑から約10km。
県境がちょうど峠のピークのため、新緑のバックと合わせて
ダイナミックな写真が撮影できます。(できました。)
路駐ポイントを調整することで、自分の車とツーショットを撮ることも。
やっぱりここでも手を振ってくれる選手がたくさん!
リエゾン区間はラリーカーが法定速度で走るので、全開走行時よりも
ピント合わせがシビアでないのもいいですね。
それにしても、この嬬恋付近の寒さときたら。
3枚着ていても震えが来るほど。
一通りラリーカーが通過したのを見届けて、今度はメインステージの
パルコール嬬恋へ。
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ちょっと寄り道。愛妻の丘。
由来は一体・・・?
***
パルコール嬬恋に到着後、駐車場に車を止めてバスに乗りラリーパークへ。
なんか駐車場の料金が去年より上がったような・・・。気のせいかな。
メインステージでは、D1GPでお馴染みのチームオレンジが
ドリフトタクシーのパフォーマンスをやっていました。
ドライバーは熊久保選手(マークⅡ)と末永選手(チェイサー)。
末永選手しか撮れなかった・・・。
続いてはSS13の大前須坂。
天気がだんだん悪化し、路面は次第にヘビーウェットへ。
しぶきを上げながら際どいラインを攻めていくドライビング、
ついつい声が出てしまいそうです。
雨脚が強くなってきたところで、大前須坂から退散。
いくらレインウェアで固めていても、雨は疲労がたまります。
ワークマンのレインパンツ、そしてワークマンのレインブーツ。
特に、レインブーツが意外なスグレモノ。
安い、防水性◎、デザインがやぼったくない、という代物。
ぬかるんだ林の中や砂利道も難なく歩け、機能性もいい感じ。
最近のワークマンは見た目も悪くなく侮れません。
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メイン会場もぶらぶら。
キャベツEVO、年々ボロくなっている気がします・・・。
新型スープラの実物、初めて見ることができました。
おもったよりコンパクト。というか80スープラが長いのか。
なんだかんだ言われつつも、結構人気出そうですね。
***
雨が激しくなってきたので、パルコールの屋内に退避しようと
思ったところ、ちょうどサミーSSSを終えた車両が
眼の前を通っていくところだったので、雨の中カメラを準備。
こういうときPENTAXの防塵・防滴性能が真価を発揮します。
SS終了後の、この凱旋のようなシーンもいいですね。
ファンと選手たちの距離が近いのがラリーの魅力だとつくづく思います。
そしてこの旧車たちが目の前に来たときは驚きました。
世代ではないですが、レトロ好きな自分にとっては得も言えないワクワク感が。
ちなみにこのダットサンやオレンジのカローラ、Historicという去年発足した
カテゴリーらしく、JAF公認の旧車ラリークラスとのこと。
すごい興味出てきた・・・。これからも注目していきたいクラスですね。
***
サミーSSSが終わったのを期に、今回は撤収。
雨の嬬恋をあとにします。
このあとは小諸ICから高速に乗って・・・の前に給油。
ガソリンスタンドの橋詰商店バイパスSSを目指します。
っと、信号待ちしていると遠くからラリーカーが近づく気配が。
急いで助手席のカメラを取り出し流し撮り。
JN3クラスの37号車、アライモータースポーツのBRZです。
さて、ガソリンスタンドに到着。
すでに何台か車がいるようなので、店員さんからちょっとまってての合図。
っと、ここにもラリーカーが。
最後の最後まで観戦できてよかった・・・。眼福眼福。
給油を終えたあとは、いよいよ帰路。
ここは一昨年も走った頃があるルートで、急勾配&急カーブが続く
テクニカルコース。
嬬恋からのヒルクライムの後、湯の丸高原をピークとして長野側へダウンヒル。
っと、長野へ入った途端突然雨が止む。
雨のおかげで空気中のちりが落ちたのか、東御市がくっきり。
せっかくなので風景をバックに愛車撮影。
これにて今年のモントレー嬬恋ラリー観戦は終わり。
リエゾン区間の観戦は本当に間近でラリーカーを見れるのでおすすめ。
みんなも、うまいこと路駐できるポイントや、撮影してても交通の邪魔にならない
路肩を見つけて、自分だけのオリジナル撮影ポイントを見つけよう!
6月第2週土曜日は仕事確定になってしまったけど、来年も行くぞ!
おわり。
~余談~
モントレー嬬恋の選手・チーム向けページにあるラリーガイド1に、
去年峰の原で観戦していた自分が写っていました。
公式カメラマンの邪魔になってしまって申し訳ない・・・。