新しいカメラを買ってみた話 ~ 富士フィルムX100S

自転車に乗っていると、思わす脚を止めて眺めたくなる景色に出くわすわけで、

好きなところで脚をとめて景色を楽しめるというところが自転車の良いところだなぁと

思う今日このごろ。

 

せっかくならその景色を切り取って持ち帰りたいとは多くの人が

思うんじゃないでしょうか。

  

一番お手軽なのはスマホのカメラですね。

年々スマホのカメラの性能も上がっており、ササッと取り出して

手軽に撮影できる取り回しの良さは自転車でぶらぶらするにもぴったりです。

が、人間どうしても欲が出るもので、「もっと広角で迫力ある景色を

撮りたい」とか「背景をぼかして俺の自転車をかっこよく映したい」と

思ってくるものです。

 

 

なーんて思っていると、気がつけば撮影機材が生えてくる。

こうして自転車乗りはカメラの沼にもハマり込んでいくですねぇ。

 

自分も、コンデジから始まり、アクションカムを経て一眼レフへ。

そしてつい先週、高級コンデジ富士フィルム X100S」が我が家に。

 

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クラシカルな風貌の単焦点コンデジ

最近ではちょっとめずらしい気もするレンジファインダーを搭載。

シャッタースピードダイヤルと絞りリングのアナログな操作が

「メカをいじってる」感がしてとっても気持ちいいです。

なにより、コンデジなのにマニュアルフォーカスができる点がいいですね。

レンズフードはそのへんに転がっていたPENTAXの49mmレンズフード。

以前、35mmの単焦点を買ったときに付いていたものをとりあえず。

(案外、様になってるのでそのままにしちゃうかも。)

 

最新モデルは2017年に発売されたX100F。価格は14万ほど。

今回手に入れたX100Sは2世代前のモデルで、中古の美品で5万円。

素数はX100Fが2430万画素で、X100Sが1630万画素。

こう見ると画素的には見劣りするように見えるが、メインで使っている

PENTAX K-5も1600万画素あたりなので個人的には満足できる域。

コンデジにしてはちょっと大きくて重いけど、その分手ブレしにくい。

正直、RICHOのGR2と迷いましたが、最終的には見た目で判断。

 

届いたその日に撮影テストがてら、Twitterのフォロワーのいけぽちゃくんを

誘ってぶらりとライド。

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F値2.0の非常に明るいレンズを持っており、絞りを開放すると

いいかんじのボケを作ってくれます。でも2.0はピント合わせが

ちょっとシビアなので、2.8が使いやすいかも。

 

ファインダーは「ハイブリットビューファイダー」なる代物で、

光学ファインダーと電子ファインダーを切り替えることができます。

ファインダーが本体左上についている関係で、光学モードだと接写時に

パララックス(実際に目で見てえている範囲とレンズが見ている範囲の差)が

発生してしまいますが、それを電子ファインダーで補うことができます。

切り替えも右手の人差指で切り替えるだけなのでとても手軽です。

 

一眼レフよりもコンパクトなので、屋内での物撮りも捗りそう。

 

富士フィルムのX100系は、素のままではレンズプロテクターを

つけることができず、アダプターをかませる必要があります。

そのおかげで、本体の厚みが8mmほど増してしまいます。

レンズの厚みが増すことでミラーレス風の迫力ある風貌になりますが、

コンパクト性を求める人にはちょっとマイナス点かも。

FUJIFILM デジカメX100シリーズ用アダプターリング F AR-X100

FUJIFILM デジカメX100シリーズ用アダプターリング F AR-X100

 
Kenko 49mm レンズフィルター MC プロテクター NEO レンズ保護用 724903
 

 

 

フェアウェザーのフレームバッグへ入れてみましたが、一応入るものの

それなりに幅をとっており、人によっては膝が当たるかもです。

どちらかと言えば、つねに背中へたすき掛けして持ち歩くほうが、

スナップシューターとしてのコンセプトにもあってるかもです。

フレームバッグに入れるなら、同じく富士フィルムのX70のほうが

向くかもしれません。

 

 

年度末が開けたら、長距離ライドに持ち出してみようと思います。

「一眼レフを持ち出すほどではないけど、旅先で写真は撮りたい。」だったり、

ヒルクライムが待ち構えているから軽量化したいけど、せっかくの頂上からの

眺めを綺麗に撮影したい。」といった要望を叶えられるか試してみようと思います。