2017年が終わりそうだったので実家まで大体自走した話 Part1
時は2017年12月。
年末に向けて残業やら締切やらにまみれるTwitterを眺めていた所、
ダイレクトメッセージの着信が。東京にいる大学時代の友人からだ。
友人「今年静岡帰る?」
そういえば今年のお盆は帰省しなかったし、年末くらいは帰るか、
と思いつつ、
ワイ「帰る可能性高いぞ」
と。
友人「途中めーしでもどうっすかね」
ふむ・・・。
よし、帰省は決まり。せっかく出し実家までチャリで帰ろう。
今年の走り納めです。
まずは天気を確認。
12月31日はどうやら雨予報。冬の雨は勘弁なので30日には実家に到着予定。
仕事納めが28日なので、友人との飯は29日の夜に決定。
ちなみに友人は八王子在住。 遠すぎやん。実質山梨。
次はルートを確認しよう、ということでRide the GPSを起動。
1日目(12/29)は日立から国道6号を南下し上野まで。
2日目(12/29)は距離と相談した結果、小田原まで輪行し箱根を越えて静岡まで。
【1日目:日立~上野】
【2日目:小田原~静岡】
まずは今回の装備。
今回もベースはパナモリFRCC01。
ホイールは箱根のダウンヒルや市街地のブレーキング頻度からレーシング3を選択。
撮影機材として、ステムにSONYのアクションカムAS30Vを装着し、
一眼レフPENTX K-5+18-135mmズームレンズをたすきがけ。
一眼レフは走行中ずれないよう、TIMBUK2のクロスストラップを使って3点止め。
荷物の積載は、サドルバッグとしてトピークのバックローダー6L。
そして新アイテム、フェアウェザーのフレームバッグ。
このフェアウェザーのフレームバッグが大助かり。
容量は3Lで左右にファスナーがあり、右から開けると大容量ポケット、
左から開けると薄いポケットとなっています。
自分は右側に財布、35mmマクロレンズ、ウィンドブレーカー、チェーンロック。
左側にiPhoneとモバイルバッテリーを収納。なかなかの収納力です。
そしてホリゾンタルフレームにジャストフィット。
自分のパナモリはトップチューブ長530mmですが最高にぴったりです。
ボトルとの干渉もなく素晴らしい組み合わせ。
そんなわけで、朝8:30くらいに出発。ひたすら国道6号を南下していきます。
流石に年末なだけあり、普段は通勤ラッシュで渋滞している6号も
この時間帯は空いています。
大体30kmに1回ずつ小休憩を入れつつ、25km/h~30km/hを目安にひたすら
ペダルを回します。
水戸以南の国道6号で特筆すべき点として、1つ目は土浦バイパスが走れること。
車は高速道路並みに飛ばしていますが、路肩はなかなか広いため、
土浦の市街地を走るよりも圧倒的に楽です。
しかし途中で土浦バイパスを逸れて側道に入らないと、急激に路肩が細くなり、
車との接触の危険が高まります。側道に入る目印はこの青看板が目印。
「東京68km 柏38km 取手29km」が見えたら側道へ向かいます。
側道を登りきったところです。
横断歩道を渡り、正面に見えている「シンコール」という看板の建物の
右側を抜けていきます。
こんな感じで、高架の路肩はスペースが全然ありません。
精神的にも脇道のほうが楽に走れます。
脇道からまた国道6号へ入るルートについては、Garmin Connectを参考に
してもらえればと思います。
ちなみに、土浦バイパスの先にはもう1つのバイパス、
藤代バイパスがありますが、こちらは自転車通行不可です。気をつけましょう。
写真右上に見えているのが藤代バイパスです。
そして利根川を渡れば、千葉県に突入です。
河川敷に寄り道してちょっと写真撮影。常磐線の鉄橋がいい感じ。
取手、松戸、柏は「路肩が狭い・車が多い・信号が多い」と
自転車乗りを苦しめる要素が満載です。おまけに思ったよりアップダウンがある。
取手から先は平均速度がかなり落ち、距離の割に全然先に進めません。
そこで、我孫子に入った辺りで国道6号を外れ、県道8号へ進みます。
こちらは若干の遠回りですが、車の台数が一気に減り、かなり走りやすいです。
流石に国道16号との交差点辺りは混みますが、全体的に国道6号を進むよりマシです。
私の場合、県道8号の途中の六実駅から県道261号へ入り国道6号への
合流を目論みましたが、これが大失敗。時間帯が夕方で買い出しのせいか、
かなり渋滞していました。6号へ合流するルートは再考の余地がありそうです。
さて、国道6号へ合流したあとは東京へ入るだけですが、その直前に
気をつけなければならない箇所があります。特筆その3です。
アクションカムのバッテリー切れで写真がなくて申し訳ない。
ここは自転車通行不可の標識こそ出ていませんが、歩行者・自転車用の
スペースがなく、また左折専用レーンがあるためうまく赤信号で一時停止
できないと車との接触の危険性が高いです。
実際に自分は青信号のままこの交差点に進入してしまい、後ろから左折専用レーンに
GoogleMapを見る限りでは迂回路がありそうなので、ここの回避策を
確立したいところです。
こういう意味でも千葉県内は本当に走りにくい…。
我慢して千葉県を抜け、江戸川を超えれば、ようやく東京に突入です。
ゴールの上野駅まであと少しです。夕暮れのナイスなタイミングで江戸川を横断。
最近は都内の道路に自転車レーンが作られたお陰で、数年前よりも
格段に走りやすくなっています。車も自転車を意識して走ってくれている
ような気がします。30cm幅だっていいんで、全国的に自転車レーンを
車道に書いてくれると嬉しいです…。
荒川まできた辺りで、日はほとんど沈みました。
荒川からはスカイツリーがよく見えます。
大学の同級生と一杯やりに行きます。
そういえば、今回はバックローダーにこんなものを忍ばせていきました。
いわゆる折りたたみリュック。
茨城~新潟ライドの帰り、輪行した時にサドルバッグが非常に邪魔になって
しまったので、その反省を活かして買ってみました。
ちょっと大きめの輪行袋がもう一つ増えるくらいの感じです。
実際の使い勝手としてはなかなか。容量が40Lもあるので、サドルバッグと
フレームバッグを突っ込んでも十分余裕があります。
ヘルメットと一眼レフも入ってしまいました。
輪行袋とリュックの2つを使って重量を分散させることで、駅での移動も楽々でした。
八王子についてからは友人と合流し、友人宅へ自転車を置かせてもらい、
スーパー銭湯で汗を流し飲み屋へGO。
次の日も走るので飲酒はほどほどにしつつ、食べる方メインで。
(ガーミン読みで)3000kcal消費していればそれは腹も減るというものです。
友人宅に戻ったあとは即就寝。次の日の箱根越えに備えます( ˘ω˘ )スヤァ…
(ちなみに八王子はもんのすごく寒かったです。)
Part2へ続く。