春のロングライド、日光いろは坂を目指す Part.2
いろは坂遠征2日目。(2ヶ月も過ぎてしまった…。)
1日目についてはこちらからどうぞ。
朝7:00起床。ホテルの朝食を食います。
食べすぎるとまずいと思いつつ、バイキング形式なのでついつい
いろいろ取ってしまいます。ワッフルが美味すぎる。
ゆっくりコーヒーも飲んで、8:00にチェックアウト。
まずは日光駅のロッカーに荷物を預けます。
6kgのテルスフォトを背負ったままいろは坂を登るのは厳しいです。
でも一眼レフは持っていきたいし…ということで思いついたのがこの方法。
Amazonで買った軽量サイクリングバックに、カラビナなどを使って
パーゴワークスのフォーカスを取り付けています。
この2つをテルスフォト40の一番下の階層に突っ込んで運んでいました。
これで荷物を減らしつつ一眼レフを持ち運べます。
見てくれは悪いですが、一眼レフを安全に運べますし走行中も
邪魔にならないです。やろうと思えばサイクリングバッグの方に
レンズだって入れられます。
そんな感じで荷物を整え、いざいろは坂へ。
昨日とは打って変わって晴れ。山もはっきり見えてます。
昨日の雨のせいで若干チェーンが渋い。携帯用オイルも必須ですね。
いろは坂に着くまでもゆるい登坂が続きます。
4月後半ですが、標高が高いおかげか桜がまだ残ってます。
日光街道(国道119号・120号)をまっすぐ進めばいろは坂へ行けますが、
そのまま進むと有料道路の合流地点があるため少々危険かと思います。
ここは県道277号を使いましょう。(下の写真のまっすぐ方面です。)
15分ほど走ればいろは坂の入り口、馬返しに到着です。
トイレと水分補給を兼ねて小休憩。200gの軽量化です( ◠‿◠ )
用を済ませたら登坂開始。
まずは3~4%の傾斜。ペダリングを意識してリズムよく回します。
いろは坂は一方通行かつ2車線なのがいいですね。
自転車側も余裕を持って登れます。が、車は割とギリギリを通過していく
こともしばしば。もしかして一方通行なのをご存じない…?
馬返しから1kmも走ると傾斜があがり、直線で7~8%、コーナーで
10%となります。少し前乗りにしつつ、コーナーはダンシングで
抜けていきます。でもコーナーで車が来てしまったときはシッティングで。
ダンシングは車線がブレやすいですからね。
黒髪平展望台あたりが一番きついですが、ここを過ぎてしまえば
あとは4%程度の登坂。10%付近の登坂に慣れると、4%程度は休憩レベルに
なってしまいますね。
そんなこんなで最高地点の明智平へ到着。
すれ違いながら中国人っぽい自転車乗り夫婦(カップル?)と挨拶。
そして雪の残る男体山を眺めながら写真撮影。
一眼はiPhoneに比べて圧倒的にきれいに撮れます。
そしてなにより背景をぼかせるのが大きいです。ちょっと重いのが
玉に瑕ですが、その分自分を軽量化すれば無問題。
(ファイルサイズがでっかいんでアップロードに時間が掛かりますね。)
ものの数分で到着です。
と、ここで明智平ですれ違った中国人夫婦と遭遇。
また会いましたね的な状態になりつつ、互いに写真を撮ったり。
お二方、俺のバイクの写真も撮ってました。
時刻はだいたい昼飯時。中国人夫婦と別れたあとは
今回の目的の一つ、「とんかつ 浅井」で大盛りカツ丼を食べに行きます。
まだ11:00なのに結構人が並んでました。
並び始めて1時間。待機列の前の家族に「場所とっといたよ」横入りを
やられてうんざりしつつもようやく順番が回ってきて店内へ。
ソースカツ丼を注文し到着。うーん、噂に違わぬ大盛り具合。
ヒレカツ退避用のお皿まであります。
しかしこのカツ丼、見た目に反して全然重くなく、走ったあとでもぺろりと
食べられてしまいます。たしかにお腹は一杯になりましたが、
苦しいとか胸焼けとかそんなことは全然なし。「もうひとっ走り行くか」って
気にさせてくれる、そんな一品でした。
というわけで、その「もうひとっ走り」をしに戦場ヶ原まで走ります。
湖畔を抜けて坂を登り…。
あっ、コレ絶対道違うやつだ。宇都宮大演習林って書いてある。
あ、でも戦場ヶ原開拓碑を見つけたので結果オーライ。
そこから細い道を西に向かって走ると、三本松茶屋の休憩所にでました。
ということで、無事戦場ヶ原に到着。いやーいい眺め。
もうちょっと時期があとなら、草木も青々と茂って更に良い眺めだったでしょう。
そして三本松茶屋でいつもの。
お店前のガチャを2回まわして出ました。よかったよかった。
そろそろバッジを付ける場所が減ってきました。
このあとは華厳の滝を見学。エレベータを使わなければタダで見れます。
ちょっと曇ってきたので、そのまま下山。
そういえば頭文字D 3rd stageでいろは坂ダウンヒルのシーンがありますね。
Speed Loverは名曲だと思います。
中禅寺湖でだいぶのんびりしていたからか、下山して日光東照宮を
ちら見したらあたりは夕方に。
そろそろ輪行の準備をするか~などと考えつつ駅前に到着すると、
「あげゆばまんじゅう」なる、なんとも美味しそうなお店を発見。
外の衣のサクサク感と、癖のないあんこが飢えた自転車乗りのお腹を
満たしてくれます。おみやげに買って行きたかったですが、日持ちしない
とのことなので自分だけ楽しむことに。
甘味を堪能したところで自転車をばらし輪行袋に詰めて帰宅準備。
8年も自転車乗りをやっていれば手慣れたもんです。
日光駅から小山経由で日立へ、約4時間の電車旅。ガッツリ寝て帰ってきました。
今回の旅でも色々と反省点はありました。
まずチェーンの不調対策。携帯ツールにチェーンカッター付きのものを
持っていればよかったです。あとアンプル。ついでにチェーンオイルなんかも
小さい入れ物に忍ばせてくればよかったです。
続いてバックパックの重量。今回買ったノースフェイスのテルスフォト40、
なんにも入っていない状態でも2kgは流石に重いです。
が、一眼レフを積みつつ着替えやその他色々詰め込んで走れることを
考えるとかなり有用です。
登山用ゆえ背中にプラスチックの板が入っており、前傾姿勢が取りづらかった
のですが、後々この板を取り外せることがわかり、この記事を書いている
ちょっと前に取り外してみた次第です。
だいぶ背中を曲げられるようになったのと、多少の軽量化になりました。
メカトラブルの対策でもっとスムーズなツーリングができたなぁと思います。
ちょっと装備を見直してみようかと思った2日間でした。
次は群馬の国道最高地点へ行った話でも書こうかと思います。
ご期待下さい( ◠‿◠ )