パナモリを引っさげて乗鞍へ行ってきた話

あけましておめでとうございます。

昨年は新車が来たり走った先で色んな方と話をしたり、

実に刺激的な1年でした。

今年も張り切って自転車ライフを満喫して行きたいと思います。

 

新年1発目の記事は昨年の10月に乗鞍エコーラインを登って来た話。

記事の鮮度落ちまくりですねハイ。

 

パナモリを納車して約半年。能登半島を走って体に馴染みつつあるパナモリですが、

そういえば本格的なヒルクライムには連れ出していなかった、ということで

比較的軽量なノアRSではなく、一般的には重いと言われているクロモリフレームの

パナモリを連れて行ってみました。

 

 

来たる10月7日。

前日の仕事が遅番で23:00に仕事上がり。そこから速攻で服を着替えて

インプレッサにパイルダーオン。

荷物と自転車は事前に車に積み込んでおいたので、ここからはひたすらアクセルを

踏み抜くだけです。

深夜の常磐道を快調に走って朝8:00くらいには乗鞍へ…とは行きませんでした。

クッソ眠い。眠すぎる。23:00まで仕事してればそりゃそうだ。

というわけで壬生PAで一眠り。多分AM3:00くらいまで仮眠してました。

そこからも群馬に入り横川で一休み、長野に入ってもう一休みし、下道へ。

松本インターで降りてからは乗鞍に向かってひたすら山道を走ります。

ガソリンもみるみる減って行きます…。

風景は、深い森といくつかの細いトンネルを交互に抜けて行くような感じです。

こういうとき運転中の写真を残せるよう、アクションカムを活用したかったですね。

 

そんなこんなでガソリンを快調に減らしつつ10:00くらいに乗鞍観光センターへ到着。

しかしさすが10月の乗鞍。すでに観光センター前の駐車場は埋まっており、

自分はかなり上の第3駐車場へ案内されました。

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まずはパナモリを組み立て。今回はホイールにF4Rをアッセンブル。

いやしっかし、パナモリとF4Rは実に似合います。

クロモリはローハイトもディープリムも両方似合うとってもずるいヤツです。(褒めてます)

ノアはノアで、ディープリムを履かせた時の戦闘力の高さといったらたまらないです。

コラム全カットしてよりレーシーに仕上げてやりたいです。

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さて、アクションカムをステムにつけ、一眼レフを背負ってヒルクライムを開始…。

と行きたいところですが、せっかくなので一度観光センターまで下り、

乗鞍ヒルクライムのスタート地点から登り始めることに。

全長約20kmのヒルクライムの開始です。

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スタートしてから10kmくらいはひたすら森の中を登って行きます。

傾斜は 5%〜7%といったところ。パナモリでも苦なく登っていけます。

登坂中は登り終えダウンヒル中の自転車乗りとたくさんすれ違いました。

その度に挨拶あいさつ。自転車はメンタルが大事とよく言われますが、

こと挨拶についてもメンタルを保つのに一役買っています。

むしろ、挨拶ができるくらいのペース配分って案外ちょうどよかったり?

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観光センターから7kmほど走ると、三本滝レストハウスが見えてきます。

ここから先は一般乗用車は入ることができず、観光バスやタクシー、山頂山小屋の

車両といった専用車のみが通行可となります。

なお自転車はバッチリ通行可。このお陰でどの峠よりも安心して登ることができます。

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ぐんぐん標高が上がって行くにつれ、青々としていた木々は次第に赤や黄色に

変わって行き、登り始めてから約10kmくらいの位ヶ原山荘では一面が黄色く

色づいていました。ちょっと一服したくなりましたが、ここまで脚を着かずに

登ってこれてしまったので、もったいなくてそのまま通過。

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さて乗鞍エコーラインはここからが本番。傾斜15%級のつづら折りが現れ、

脚をゴリゴリ削って行きます。脚を着きたくなるところですがグッとこらえて

ダンシングで攻略して行きます。

途中で追い抜いた方から「クロモリでよく登るな~!」なんて声をかけて

頂きました。言われて気がついたのですが、パナモリは思ったよりも

登ってくれています。案外、F4Rと相性良いのでしょうか?

しなるフレームに固めのホイールはアリ、なんて記事をどこかで目にしたことも

あります。

ノアで走っていると、ポジションの問題もあると思いますが、ヒルクライムすると

妙にお尻が痛くなります。磐梯吾妻スカイラインもそうだったなぁ。

ステムが110mmなので10mm短くしてみようか…。

 

しばらく急勾配が続くと、急激に視界が開けます。

ここまでくれば、山頂まであと少し。ですが、遮るものがない分

風の影響も受けやすく、なにより傾斜は相変わらず10%を越えています。

おまけに酸素も薄い!相当息が切れます…。

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追いつきそうで追いつかない、前を走るライダーを目標に、なんとか県境に到着!

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そしてみなさんも一度は見たことある、有名なあの看板へ。

(すっごい並んでて空くまで時間かかりました:(;゙゚'ω゚'): )

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時間はちょうどお昼時。かなり混んでいますが、昼ごはんを食べに行きます。

ついでに周辺をぶらぶら。

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飛騨牛ですよ飛騨牛

食べない訳にはいかないでしょう。もう即決で注文です。

ちなみに注文口は30分待ちの大渋滞。さすが紅葉シーズン。

窓から山並みを眺めつつ、飛騨牛に舌鼓。贅沢だぁ…。

口いっぱいに広がる肉の甘みを堪能し、早めの下山準備。

ついでに乗鞍ピンバッジと登頂証明書を購入。証明書はA4サイズだったので

サコッシュに入れて背中へ。

 

外に出ると、雲が湧いてきていました。帰りは少し寒そうだったので、

ウィンドブレーカーを着用。渋峠のときは忘れましたが、今回はバッチリ。

次はいつ来れるかわからないので、しっかり乗鞍の風景を目に焼き付けていきます。

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さて、長い長いダウンヒルの開始。ですが、帰りは写真を取りつつのんびり下山。

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登っているときと同じくらいの時間を掛けてダウンヒル終了。

紅葉をたっぷり堪能した1日でした。パナモリ、実にいい仕事する自転車。

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このあとはガソリンを入れつつ、塩尻市にある宿までドライブ。

乗鞍から塩尻までは結構長い距離を走りました。40kmくらいかな?

ガソリンが1/3まで減っていたのでガス欠にならないか心配でした(汗

 

無事宿にチェックインし、ゆっくり風呂に貼ったあとは夕食へ。

長野といえば山賊焼きが有名らしいので近くをぶらついてお店を探すことに。

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圧倒的ボリューム。

レモンを目一杯絞って、ビールやレモンサワーのお供にどうぞ。

一人で旅先の飲み屋に入るのって、なかなかワクワクします。

 

走って風呂入ったあとにアルコールを入れては、もう睡魔がマッハで接近。

お会計を済ませ、そのままテレビを付けっぱなしで就寝。

 

次のシーズンも乗鞍にこれたら、今度は夏がいいなぁ。

みんなも乗鞍を感じよう。

 

 

 

そういえば、自分が乗鞍にいた翌日は、大学の後輩たちが群馬の榛名山

走るということでお誘いを頂いていました。帰り道に群馬を経由するので

参加したかったですが、次の日の仕事を考え、泣く泣く断ることに。

学生のみんな、こんな悲しいことにならないよう、今のうちにたくさん走りに

行くんだぞ。

 

おわり。