サイクルモードの時期が来たので200kmくらい自走してきた話 Part1

毎年11月の最初の土日は幕張のサイクルモードに参加すると相場は決まっている。

関東圏の自転車乗りはきっとそんな感じ。俺もそんな感じ。

しかも今年は金曜日が祝日なので3連休。やったぜ。

 

幕張遠征は大学時代に参加していた自転車サークルの恒例行事で、

院生時代、社会人になっても変わらず習慣として染み付いていたり。

 

ただ、大学時代はほぼ決まって国道6号を南下し、取手か柏付近で

国道16号に入るルートでした。

たまには違ったルートでもいいか、と思い、今回は日立市から国道245号

51号ルートで銚子・犬吠埼を経由しつつ幕張へ向かうことに決定。

 

 

1日目は宿のある印西市までの200kmの道のり。

200kmといえばブルベ。せっかくなので200km走るのにどれくらい時間がかかるか

気にしつつ走ってみます。

 

今回はパナモリFRCC01にトピークのバックローダー6Lを装着。

あとは背中に一眼レフを背負ってGO。

前日の雨で路面は結構ウェット。ですが、バックローダーが泥除けとなり

背中は全然汚れません。こりゃいいや。

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朝は比較的風も穏やかで、わずかに追い風。

東海村原発前を通過し、ガルパンタウンこと大洗へ向かいます。

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その道の人には見慣れた風景。

もうすぐあんこうまつり。きっとガルパン勢がどこからともなく集まることでしょう。

 

前日雨が降ると路面が濡れるせいで走るには少々つらいところもありますが、

いい感じに水たまりがあると自転車を反射させてちょっといい感じの写真が

撮れます。やってみたかったんだよね、これ。

もうちょっと水たまりが大きければな~。

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っとまぁ、ちょっとゆっくり大洗の風景を眺めて写真をとったら再出発。

大洗からは国道51号に入ります。

国道51号は路肩も比較的広く車の数も少ないため、普段幕張遠征で使っている

国道6号と比べると圧倒的に走りやすいです。

距離だけ見れば遠回りですが、断然国道245号&51号がおすすめ。

仕事の関係でこのルートは度々通ることがありますが、車で通る分には

非常に退屈に感じます。起伏もなく、景色も変わり映えせず、ひたすら直進。

ですが、自転車で走ってみるとそれが一転。国道51号は自転車遠征のために

ある道としか思えなくなります。

 

軽快に飛ばして気がつけば鹿嶋市へ突入。

いまや強豪サッカーチーム、鹿島アントラーズの本拠地です。

パナモリも真っ赤でアントラーズカラー。ホーリーホックはがんばれ。

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鹿島をすぎると今度は神栖市へ突入。

神栖って何があるんだ…?と思ってましたが、走ってみるととにかく工場地帯。

鉄と重機に囲まれた平坦地帯。

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工場地帯なので通る車はトラックが中心。

ですが、休日で台数は少なく、また道も片側2車線ずつあるので

自転車も楽々避けてくれます。

工場地帯といえば、工場夜景が地味に人気という話を聞きます。

有名なのは川崎の工場夜景ツアー。神栖でもやっているのかな?

 

途中コンビニで一服しつつ、距離と時間を計算。

大体27km/hで来たので、ちょうど昼飯時くらいに銚子に着けそう。

日も昇って風が強まり始めたので、少しペースは落ちそうだけど誤差だよ誤差!

 

のらりくらりと走っていると、景色が段々漁港っぽくなってきました。

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潮の匂いが一気に増すこの感じ。

神栖の工場地帯も抜けてしまい、なんにもない平地区間で妙に

疲労していた脚が急に元気を取り戻します。

メンタルも補給並に重要な原動力なんだなぁと思います。

 

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せっかくなので銚子駅に寄り道。どうやら駅は工事をしていた模様。

この辺でちょっとずつ曇りが晴れてきた模様。

時刻はちょうど昼飯時。犬吠埼で昼食を取りに行きます。

 

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向かい風をおじいちゃん単独先行。きっとデヘントも真っ青の逃げ職人。

 

 

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銚子の海沿いをしばらく走り、犬吠埼に到着!この辺りで大体100km。

おなか空いたのでご飯を食べにぶらぶら。

 

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銚子民のボトルは醤油。

 

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なめろう定食。

千葉といえばなめろうです。看板見て即決。

本来なまものはちょっと怖いので避けるべきなのかもしれませんが、

俺の食欲はそれを許さなかった…。美味い。

 

補給も済んだので再出発。残り100km。

ここからは西に進路を取り、利根川沿いを進むルートになります。

っとその前に銚子電鉄犬吠駅に寄り道。

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なんかとってもおしゃれ。

銚子電鉄の駅って(勝手に)レトロな雰囲気の駅舎かと思ってましたが、

犬吠駅は西洋風のハイカラな建て構え。

今回も実績解除のためにお土産ブースを覗きます。

 

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銚子電気鉄道デキ3形電気機関車

の栓抜きキーホルダー。削りだしがすごくきれいでピカピカ。

鉄道詳しくない俺もちょっとうれしい。

なお、実績解除アイテムが増えすぎてサドルバッグに着けきれない模様。

 

ここからは内陸を進み、ひたすら利根川沿いを爆走。

130kmを越えてくると流石に疲労が溜まってくるので、

あんまん&あんぱん&ココアで補給。

糖尿病まっしぐらの補給タイム。

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そら、きれい。

 

この時期は日が傾き始めると暮れるまですごく早いです。

あっという間に夕暮れになって真っ暗に。

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ここ、今回のベストショットポイント。

日が暮れると風もなくなるので実に走りやすいです。

利根川沿いはサイクリングロードもかなり整備されているので、

車を気にせず走れるのもグッド。

途中、「道の駅発酵の里こうざき」でひと休憩。

レッドブル一発キメて残りを走りきります。

 

そして20:00。今日の宿、アパホテル印西牧の原駅に到着。

走行距離200km。所要時間13時間15分。ブルベならギリセーフ。

ササッと輪行袋にパナモリをパッキングしてチェックイン。

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パナモリについてるこれ、チェーン掛け。すっごく便利。

これのお陰でリアディレーラーが地面から離れるので、輪行時に折れたりする

心配が減るし、チェーンが暴れないのでチェーンステーの傷も減ります。

今クロモリオーダーを考えている人は、このチェーン掛けをつけることを

おすすめします。

 

部屋についたら即風呂&洗濯。

風呂場で今日着たウェア類を洗います。

ティーソープでワシワシ洗っておけば大体問題なし。

レーパンは裏返してハンガーに引っ掛け、暖房の真下においておけば

ばっちり乾きます。サイクルジャージはテキトーに引っ掛けておけば乾きます( ◠‿◠ )

 

そして夕食を探しにぶらり。

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これだよこれ。

200km走って風呂入ってからのビール。素晴らしい。

身体から抜け出た水分をビールで潤していきます。

翌日もガッツリ走るならアルコールは避けていますが、

今回は次の日の走行距離が30km程度なので遠慮なく飲んじゃいます。

1時間ほどTwitterしながら飲んだくれてると、段々ウトウトしてきたので

切り上げて部屋へ。

疲労とアルコールのお陰で23:00には就寝…。

 

Part2に続く。

 

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